弓削島桜だより(その3)~上弓削某所
上弓削にある古いお宅の敷地内に、
とても立派な桜の木が何本もあって、
それは見事なので、思わずバイクを止めて見入ってしまった。
ちょうど家の前でご主人が作業をしていたので、
話しかけると、40年生の桜だという。
「どうぞ見てってください。年寄りが残してくれたもんじゃけん。」
桜も素晴らしいが、ご主人も味がある。
「お宅も旧そうですね。」
と聞いてみた。
ご主人によると、大正年間に建てられたものだという。
ご主人が精を出していたのは、マキ割り作業。
大量の廃材をマキにするには随分時間のかかることだと思うが、
なんでも五右衛門風呂を焚くためのものだとか。
ご主人、暮らしぶりもまた粋ではないか。
廃材は、きっと島のどこかでまた空き家が一つ取り壊されて
出来たものだろう。
そう考えると少し寂しいのだが、
こうして昔ながらのスローな島の暮らしを楽しむ人のもとで活用されるなら、
少し救われた気になる。
あとで知り合いに聞いた話によると、
ご主人はずっと大阪にいて、引退後に戻ってきた方だそうだ。
「いいものを見せていただきました。」とお礼を言って立ち去る僕を、
「またいつでも寄って、もっと中の方で見てってください。」
と仙人のような口ぶりで送ってくれた。
(写真左は、婦人。)





バイク乗るんですか…モチロン電動ですよね?亀さんみたいな。
今度はかねとうさんのうちでも五右衛門風呂やって下さい。入りにいきます、皆で(^^ヾ
投稿: 非エコライダー | 2009年4月10日 (金) 00:08